課題研究「ノロウイルス不活化剤の探索とその実用化に関する研究」実施に関する公表事項
課題研究「ノロウイルス不活化剤の探索とその実用化に関する研究」実施に関する、「疫学研究に関する倫理指針」(平成14年6月17日文部科学省・厚生労働省)第3の1に基づく公表事項は以下のとおりです。
1.
意義、目的
近年、ノロウイルスによる食中毒・感染症が多発し、県民の健康に大きな被害をもたらしており、ノロウイルス対策は公衆衛生上重要な課題のひとつとなっています。ノロウイルス感染症の予防および発生後の拡大防止のためには、汚染環境等に存在するウイルスを不活化させることが重要であり、適用範囲が広く簡易に使用できる有効な消毒剤等の開発が強く求められています。本研究は、手の消毒に使用できるようなノロウイルスを不活化する物質の開発および消毒剤等への実用化を目的としています。
2.
実施機関
静岡県環境衛生科学研究所(静岡市葵区北安東4−27−2)
3.
実施方法
食中毒等の行政検査のために県保健所が収集したノロウイルス陽性糞便中に存在するウイルスを用いて、化合物探索によって得られた不活化候補物質が、ウイルスを消失させる効力を有するか否かを検証します。
4.
個人情報の取り扱いについて
検査材提供者情報は、IDおよびパスワードにてアクセス制限されているコンピュータのみで管理をおこないます。
5.
研究成果の活用
本研究で得られた成果は、学会や学術専門誌で発表しますが、個人が特定されることはありません。
6.
個人情報に関する手続き
本事業の実施における個人情報について、以下の事項に関する手続きをご案内いたします。手続きについてのご相談、個人情報に関する問い合わせ、苦情等については、以下の問い合わせ窓口に御連絡ください。
7.
問合せ窓口
静岡県環境衛生科学研究所 企画調整課
電話 054−245−7655
FAX 054−245−7636
E-mail kanki@pref.shizuoka.lg.jp