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>>平成26年度第1回倫理審査委員会報告

課題研究「無農薬緑茶を用いたお茶成分の血管機能等への効用に関する研究」実施に関する公表事項

 

課題研究「無農薬緑茶を用いたお茶成分の血管機能等への効用に関する研究」実施に関する、「疫学研究に関する倫理指針」(平成14年6月17日文部科学省・厚生労働省)第3の1に基づく公表事項は以下のとおりです。

 

1.意義、目的

緑茶に含まれるカテキン類などには、抗酸化作用、血圧上昇抑制作用など種々の健康によい効果があることが報告されており、緑茶の飲用は欧米化傾向にある食生活のデメリットを減少させ、健康長寿の一助となる可能性が期待できることから、ぜひとも継続したい習慣です。

また、厚生労働省が初めて公表した2010年時点の『健康面に支障がなく日常生活を送れる「健康寿命」』の推計では、お茶の消費量が多い静岡県の女性が全国1位、男性が2位であったことからも緑茶の飲用が健康長寿の一助となる可能性が期待できます。

そこで、本研究では静岡県立総合病院、川根本町いやしの里診療所との共同研究で「ミルで粉砕した緑茶(リーフ茶)をお湯に溶かして毎食後飲用すること」を食習慣に取り入れた場合に得られる種々の効果について追跡調査し、緑茶飲用の有効性の評価及び安全で安心できる心豊かな消費生活の推進に資することを目的に調査研究を行います。

 

2.実施機関

   静岡県環境衛生科学研究所(静岡市葵区北安東4−27−2)

 

3.実施方法

   本研究に御賛同いただける方100人に毎食後、ミルで粉砕した緑茶を飲用していただくことで血管などに与える効果について検証します。

 

4.個人情報の取り扱いについて

   検査材提供者情報は、ID及びパスワードにてアクセス制限されているコンピュータのみで管理を行います。

 

5.研究成果の活用

   本研究で得られた成果は、学会や学術専門誌で発表しますが、個人が特定されることはありません。

 

6.個人情報に関する手続き

   本事業の実施における個人情報について、以下の事項に関する手続きを御案内いたします。手続きについての御相談、個人情報に関する問い合わせ、苦情等については、以下の問い合わせ窓口に御連絡ください。

@ 個人情報の開示

A     個人情報の内容が事実でないという理由によって、当該情報に対して、訂正、追加又は

削除を求める場合

B     個人情報が本事業の目的に違反して取扱われている又は不正手段により取得したとの理

由で、当該情報の利用の停止又は消去を求める場合

C     個人情報が本事業の目的に違反して第三者に提供されているとの理由で当該情報の第三

者への提供の停止を求める場合

 

 

7.問合せ窓口

   静岡県環境衛生科学研究所 企画調整課

   電話 054−245−7655

   FAX 054−245−7636

   E-mail kanki@pref.shizuoka.lg.jp