静岡県環境衛生科学研究所は、静岡県の環境と県民の健康を守るために設立された県の試験研究機関です。 当研究所は、環境、保健衛生、消費生活関係についての技術的中核機関として、指導的役割を担っています。 大気水質部 大気や水質等の汚染状況を把握するため、環境基準の設定されている河川、湖沼、海域の水質調査や大気中の汚染物質調査などの環境監視を行っています。汚染が生じるような事故の発生時やその他の理由で環境基準を超えた場合は、原因究明など迅速な対応を図っています。また、汚染の未然防止を図るための調査研究も行っています。大気水質部には、大気騒音環境班と水質環境班が置かれています。
●テレメータシステムによる大気環境の汚染状況監視及び調査研究 ●有害大気汚染物質の環境測定及び調査研究 ●騒音・振動の測定、調査研究及び技術の普及指導 ●悪臭の測定技術の普及指導
●公共用水域の水質汚濁防止のための監視及び技術指導 ●公共用水域及び地下水の水質に関する理化学的試験、調査研究及び指導(下記リンクを参照) https://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-050/sui/suisitukekka/h27/h28_aohon/h28_aohon.html
(静岡県の河川、海域、湖沼の水質測定結果) ・毎年「静岡県公共用水域及び地下水の水質測定結果」として冊子にまとめて公開しています。 (水質分析研修会) 水環境の保全を推進するためには、正しい水質分析の結果を基に各事業場で対策を実施することが必要です。このため、環境衛生科学研究所では事業所排水の水質分析担当者を対象に、水質分析に関する基本的な講義とCOD(化学的酸素要求量)の実習などを通じて水質分析の技術向上を図っています。
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