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平成26年度第1回倫理審査委員会報告

○ 目 的

環境衛生科学研究所の職員が実施する調査、研究、実験及び実習等が研究対象者の人権配慮、研究内容の説明と同意等、倫理的配慮の下で適切に行われることを目的として、倫理審査委員会による審査を実施しました。

 

○ 開催日    平成 26 年 7 月 16 日(水)

 

○ 倫理審査委員

委員長

木苗 直秀

静岡県立大学 学長

副委員長

島田 俊夫

静岡県立総合病院 臨床医学研究センター部長

委員

野々木 宏

静岡県立総合病院 院長代理

委員

出川 雅邦

静岡県立大学 客員教授

委員

三輪 憲永

東海大学短期大学部 教授

委員

山中 寛次郎

一般財団法人 静岡県生活科学検査センター 所長

委員

山口 英彦

環境衛生科学研究所 所長

委員

鈴木 守正

環境衛生科学研究所 副所長

 

○ 審査対象研究課題

平成 26 年度研究課題のうち、検査材(人体から採取した血液等の試料)を用いる1研究課題について審査を実施しました。

 

○ 審査項目

1 研究の科学的合理性及び倫理的妥当性

2 研究に当たってのインフォームドコンセントの取得

3 個人情報の保護

4 研究の結果・成果の公表

 

○ 研究概要と審査結果

No.

研  究  概  要

審査結果

 

 

 

無農薬緑茶を用いたお茶成分の血管機能等への効用に関する研究

緑茶に含まれるカテキン類などには、抗酸化作用、血圧上昇抑制作用など種々の健康によい効果があることが報告されており、緑茶の飲用は欧米化傾向にある食生活のデメリットを減少させ、健康長寿の一助となる可能性が期待できることから、ぜひとも継続したい習慣である。また、厚生労働省が初めて公表した2010年時点の『健康面に支障がなく日常生活を送れる「健康寿命」』の推計では、お茶の消費量が多い静岡県の女性が全国1位、男性が2位であったことからも緑茶の飲用が健康長寿の一助となる可能性が期待できる。

そこで、本研究では静岡県立総合病院、川根本町いやしの里診療所との共同研究で「ミルで粉砕した緑茶(リーフ茶)をお湯に溶かして毎食後飲用すること」を食習慣に取り入れた場合に得られる種々の効果について追跡調査し、緑茶飲用の有効性の評価及び安全で安心できる心豊かな消費生活の推進に資することを目的に調査研究を行います。      >詳しくは

 

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