1. 事業活動を通じた環境保全の取組
① 調査研究を通じた取組(取組事項と環境目標)
1.気候変動適応及び緩和に関する普及啓発
気候変動適応及び緩和に関する普及啓発をイベント等を通じて年1回以上実施。
環境科学部
2.河川ごみの調査及び削減のための情報発信
県内の河川において、プラスチックごみの実態を調査し、その結果をイベント等を通じて情報発信する。
環境科学部
3.オキシダント濃度の情報提供
オキシダント監視強化期間における欠測期間 1週間以内
大気水質部
② 環境保全意識の向上、自主的取組促進(取組事項と環境目標)
1.環境監視業務の支援
研修会の開催回数; 3回、受講者数; 60人
大気水質部
2.環衛研EMSの外部公表
環衛研EMSの取組や実績を、所のウェブサイト内でインターネット公開する。
総務企画課
2. 環境負荷低減の取組の推進
① 省エネ、環境負荷軽減、温室効果ガス削減等への取組(行動項目)
1.省エネルギー
- 照明は、必要な個所・必要な時間のみ点灯する。(始業前、昼休み・時間外は必要な部分以外は消灯。トイレ、会議室、倉庫、更衣室等は未使用時は消灯。)
- パソコン、コピー機等は省エネモードを活用するとともに、退庁時は主電源を切る。
- 冷房負荷の軽減のためブラインドを活用し、日射を遮蔽する。
- 室温を計測し、夏期: 室温28℃、冬期: 室温19℃を目安に冷暖房を運転する。
- 個別空調の消し忘れに注意する。
- クールビズ、ウォームビズを実践する。
- 昇り2階、下り3階程度の移動はエレベーターの使用を控え、階段を使用するよう努める。
- 業務に支障がない限り定時に退庁を心掛け、定時退庁日、ワークライフバランスデーを推進し、時間外勤務に係る電気使用量の削減に努める。
2.公用車
- 公用車に重い荷物を載せたままにしないなど、エコドライブを推進する。
3.廃棄物
- 紙類などのリサイクル可能なゴミの分別を徹底し、可燃ゴミを削減する。
- マイカップ、マイボトル、マイバッグを使用し、ゴミを削減する。
- 使用していない文具は、机の引き出しの中に眠らせておかず、共有する。
4.水
- 手洗いや歯磨きのときに水を流したままにしない。
5.紙
- 文書の共有化・電子化によるペーパーレス化を図る。
- コピー前後は必ずリセットを押し、ミスコピーを防止する。
- 印刷は必要最小限の部数とし、両面コピーや集約機能を活用する。
- 内部資料は、可能な限り裏紙を使用する。
- FAX送信票は可能な限り省略する。
- 古封筒を繰り返し利用する。
6.物品購入
- 「静岡県環境物品等の調達に関する基本方針」及び「環境物品等調達方針及び調達目標」により、優先的にグリーン製品等を購入する。
- 物品納入業者等には、物品の簡易包装等環境への配慮を要請する。
7.イベント
- 省エネ・省資源・3Rに配慮して運営する。
- 環境に配慮したイベントであることをPRし、来場者にも協力を呼び掛ける。
② 環境に配慮した事業執行(取組事項と環境目標)
1.環境負荷低減等率先行動の推進
全職員が「省エネ、環境負荷低減、温室効果ガス削減等への取組:行動項目」を実践する。
統括責任者
2.休憩時間中の庁内消灯
昼休みに庁内の照明を一斉消灯(雨天時は間引き消灯)する。
総務企画課
3.電子決裁・モバイルPCの活用
電子決裁・電子供覧のシステムやモバイルPCを活用し、紙の消費量を減らす。
総務企画課
4.試薬・消耗品の在庫管理
棚卸しにより過剰在庫を防止する。また、先入れ先出しを徹底し期限切れ在庫を防ぐ。
微生物部
5.空調の適正管理
エアコン使用中の室温は適正に管理し、部屋を使用していない時は電源を切る。
微生物部
6.内部点検における実施率の向上
内部点検結果から評価点数2がある事項について問題点等を洗い出し、特に法令に係る事項については定期的に部内研修を行うなどして、内部点検における部全体の実施率向上を目指す。
医薬食品部
7.実験室の見える化
昨年度までの見える化を踏まえ、各担当1部屋見える化により業務改善につなげる。
大気水質部
8.ガスの適正管理と省エネ
ガスの消し忘れがないように、元栓を必ず閉め、適正管理を心掛ける。
中部健福化学検査課
9.空調設備の適正使用
各部屋の適正温度を設定、管理を行い省エネを心掛ける。
中部健福化学検査課
10.ゴミの分別の徹底
溶解されていたリサイクル可能な雑紙等について分別を行い、リサイクル促進に取り組む。
中部健福化学検査課
11.文書の共有化・電子化によるペーパーレス化
データ等の課内回覧の場合、裏紙を使用し、紙使用率の減少を促す。
中部健福細菌検査課
12.試薬類の適切な在庫管理
使用頻度の少ない試薬は予備を置かないため、不足しないように残量を試薬瓶に表記し、在庫管理の徹底に努める。
中部健福細菌検査課
3. 環境汚染の防止対策及び安全管理対策等
① 法的要求事項の遵守(取組事項と取組時期)
1.法規制適用・適合チェック
- 適用法規制の確認。対応の適否についてチェック
7月、1月
2.放流水の水質検査(自主検査・下水排除基準項目)
- Cd、CN、Cr6+、1,2-ジクロロエタン、フェノールなど
毎月
- ヒ素、1,1-ジクロロエチレン、ジクロロメタンなど
10月
3.フロン使用機器点検(フロン排出抑制法)
- 対象機器(冷蔵庫、空調機器)の簡易点検(フロンの漏えい点検等)
6月、9月、12月、3月
4.有害物質使用特定施設の点検
- 有害物質使用特定施設の破損、床面への漏えい等の有無の点検
4月、10月
② 地震等緊急時等安全管理への対応(取組事項と取組時期)
1.環境管理・教育訓練
- 専門研修
試薬等管理責任者、高圧ガス取扱責任者等を対象に試薬等の適正管理、高圧ガスの安全管理等に関する研修
9月
- 緊急事態対応訓練
総合防災訓練、地震対策オペレーションの実施に合わせた、地震や火災等に起因する緊急事態を想定した訓練
8月、(1月)
2.試薬棚卸し
- 保有試薬の9月末日時点における棚卸し
9月
3.高圧ガスボンベ保有状況確認
- 入口等に高圧ガス取扱責任者の氏名、ボンベ配置図を表示
- 使用時に高圧ガスの圧力確認、漏洩等の有無の点検
- 全体の保有数量が300m3未満であることの確認
5月~随時
4.危険物指定数量調査(消防法)
- 危険物に指定されている試薬の保管数量調査
- 指定数量の倍数が、最大貯蔵量未満であることの確認
10月
4. SDGsへの取組
取組事項と環境目標
1.SDGsへの取組の周知
- 各事業や研究テーマごとに、SDGsの17の目標との関係をを示す。
- 全職員に周知し、SDGsへの取組の指針とする。
- 所で作成する資料や講習会等で、SDGsのロゴや取組を記載・配布することで環境意識の向上に寄与する。
総務企画課
5. 進捗管理、内部評価、外部評価等
① 教育、進捗管理、評価、見直し(取組事項と取組時期)
1.環境管理教育訓練(基礎研修)
- 新規採用者・転入者を対象に環衛研EMSの取組に関する基礎的な研修会を開催。
4月
2.環境管理教育訓練(専門研修)
- 関係職員を対象に環境管理に関する専門的な研修会を開催。
10月
3.内部点検
- 各自が自己点検表により各々の取組について点検する。
- 自己点検表をもとに各部(課)内での取組を検証し、評価。
8月、(2月)
4.内部環境評価
- 内部環境評価員により、環衛研EMSが計画どおりに実施され、適切に維持されているかを点検し、評価。
8月
5.外部環境評価
- 外部環境評価員により、環衛研EMSの運用について評価を受ける。
12月
6.マネジメントレビュー
- 環境目標の達成状況、内部環境評価、外部環境評価の結果等をもとに所長によるマネジメントレビューを実施。
4月~5月